金曜日, 11月 09, 2012

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アピストグラマをはじめよう Ep.1

また出張で間があいてしまい、我が家の水槽の水質は悪化傾向です。
濾過の効きが悪い物が増えてます。。。フィルター掃除だな。。。



さて、今日は「はじめてみよう」のほうです。

規則① ブライン禁止
規則② RO使用禁止
規則③ チャームさんで手に入らないもの禁止
規則④ 混泳に挑戦
規則⑤ 水草水槽(*CO2禁止)



以上のレギュレーションにのっとりとりあえず始めてます。

まずは、

水槽です。

うちのはPLECOの35cm水槽でブラックシリコンのものを使いますが、

チャームさんで似たようなもんが3000円前後ですね。

そして、信頼のTETRA ブリラントフィルター(カットして使ってね?簡単ですよ。別サイト参照に!)

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です。825円。
エアレーションにはなんでもいいんですが、うちにあったADEXエアーポンプ X101を。
コレすごいおすすめです。少し高いけどパワー落ちません。ちょっと高い3060円)
これからはじめる方には、チャームにお得なセットがあるので↓を推奨。
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SPP-3S+逆止弁+キスゴム×3+チューブ3m+いぶき 丸18φ
逆止弁とエアストーンいらないんじゃん?という意見もありそうですが、
あって困らないし安いし。。2260円。
あとはヒーターと底床ですね。
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ヒーターです。825円安い!
ここまでが基本とも言えるセットで小計7000円程度(水槽は3000円くらいとしてます)

ここからが分かれ目ですね。
底床の選択はとても大切です
はっきりいってこういうシンプルなデザインの水槽であるかぎり
水質に底床が与える影響は大きいです。

すくなくとも弱酸性の軟水を目指す以上は無処理の大磯砂などはさけるべきでしょう。(酸処理は別で)
あと今回は長期維持がテーマですから、あえてソイルも避けようと考えてます。
ソイルも全然長持ちしますが、挑戦したいです。

なので、、、選んだ底床はコレ↓2400円!安くない!
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アピスト飼育者にはかなり知られたものになってとおもってますが、どうでしょうか?
サンディゴールド自分は使い始めて1年たたずですが悪い印象無いです。
少なくともRO水との組み合わせは最強。

この砂の売りはなんといっても水質にほぼ無干渉であるとのこと
��アンモニア分解したら無干渉とはいえないはずですが。。)
まぁ、とにかくあんまり水をいじらないはずの底床なんです。これを厚めに引いてみました。
混ぜ物なし!

で、水槽スタートです。
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とりあえずスタート時には
ゴールデンドワーフハニーグラミー(ヒドラ対策)+ブラックモーリー(藍藻対策)で開始です。
餌は大好きなアルテミアor冷凍ブラインとしてます。
ご覧のとおりウチのライトはADA様のものを使ってますが、
LEDの安い2000円くらいのライトで十分だと思います。

光量増やすメリトも水草育成上はありますが、CO2を使わないこの条件ではやはり陰性の渋い水系を
狙ってますので、光量もそんなにいりません。
あと証明は普段はお日様に合わせて6時間くらいでタイマー組んでますが、
この水槽は学生さんが帰ってから楽しめないとコンセプトにあいませんので夕方6時ー11時の5時間設定です。
これも個人的には初挑戦ですが、ネットでいろいろみるかぎり問題無さそうですね。

次回の「はじめてみよう」は水作りについて書いてみます。大事な部分かなと思ってます。
とくに水道水なのにソイル使わないし。失敗したらゴメンナサイ。

追記11/9
ここまで最安値でいくなら
水槽をNISSOのいわゆるM水槽にして、(フタも買いましょう!)
あと水槽ウラにはるスクリーン黒なら251円と水槽マット332円
フチあり水槽なのでライトは上置きとするとGEXさんのエコリオが最安値かな?
これにヒーター、底床、ブリラントを足すと計9113円

こういう水槽えらぶと楽だよってのをあえて出すなら、フタから選ぶと良いです。フタから。
なぜかと申しますと、飛び出しが防げるからですね。例えばこのM水槽はフタが素晴らしいんです。
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プラスチック製で加工も簡単ですしね。
でも、あの黒縁水槽はいやだという方々!なんかないかなと探すとありました!
TETRAのRG30、PL32,AG41、AG51にはプラフタあるようです。
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このRG30はチャームで売っててフタ付き2000円!アピストデビューのための水槽ですね。
個人的には曲げ水槽好きじゃないからあれですが、
いろいろ便利そうでオススメできそうなカタチと値段です。
ちなみに
我が家のは普通のガラス水槽ですから、水槽のフタは下のように自作です。
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ちょっと変わった形になってるのは、予めサテライトスリムMをつけてるからです。
アピストやるとどうしても魚を分けたい場合がありますので、水槽1個で完結を狙うなら
こういうのが付けといても良いかなと。。。プラフタならこの辺も簡単に加工できます。

~アピストグラマをはじめてみようEp1 注意事項~
①最初だからといって変に小さい水槽は水質安定させづらいのでさけましょう。
 20Lくらいあるといいですね。30cmのキューブとかかっこ良いしおすすめ*フタが大事!
②外掛けフィルターも安くていいけど、水流がかなり強くなるので避けたほうが無難です。
③システム的にいっぱい魚は入れられません。とくにアピストを目指す以上水換え頻度を
 可能な限りへらしたいです。魚は少ないほうが当然水は汚れません。
④気合を入れて光量多いライトにしても良いですがコケ大変ですから、
 どうせCO2入れないなら無理せず安いのにしましょう。


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12 Comments

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フタって重要ですよね!
うちも自作したり、ガラス屋さんにジャストサイズを切ってもらったりしています。
それにしてもサンディーゴールドのパッケージ、初めて見ました!
次回の水作り編、とても楽しみにしています^^

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noramさん
フタは大事なんですよー。何度悲しい思いをしたかぁ。。
水作りはキモですよねw
大事なことは一つです。自分の家の水をよく知ることです。

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うちも蓋はガラス屋さんに頼んでいます~(^-^)
水槽縦置きするとどうしても既製品では。。。ですもんね~(汗)
私も蓋で悲しい思い出たくさんです(笑)

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apisto_galleryさん
蓋を巡る悲話はつきませんよね。
そうなんですよね、増えてきたら本格的に無理ですよね。
ウチのはプラ板をホームセンターで切ってもらってます。

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梨乃のパパ 2012年11月11日 6:08

これからAP飼育始める人には凄く
丁寧で分かりやすいと思いますよ!
このブログを見て意外と簡単にお安く
AP飼育始められるなと、始める人が
増えて欲しいです。次回の水作り
注目ですね~

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梨乃のパパさん
いつもコメントありがとうございます。
水は永遠のテーマですよね。正解はないとおもいますし、ちゃんとうまくいく限り間違いもないと思いますが、いろいろやってみたかったことをやってみてます。
近々ご報告予定です。
あとは、この最安値プランを実際にシロートにやってもらってモニターしてみたい。。

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おはようございます。
蓋にはみなさん、いろいろ思い出と
思い入れがあるようですね。
自分も昔は2分して
手前のほうにキスゴムをつけて
給餌時など扱いやすくしていました。
あとスポンジフィルターのパイプ側で
ごみやソイル粉で、エアが詰まってしまうのは
なにか対策がないものでしょうか。

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GRCさん
コメントありがとうございます
そうですね、蓋をめぐる話だけでも記事にできそうですよね。
ひとつ疑問は、ほぼ完全に閉じちゃうとなんか子が取れなくなってしまう印象があります。
ある程度は自然蒸発があると良いのかなぁなんて思ってます。
フィルターは難しいですよね、リーマーで広げてたりしますが、それでも詰まる時はあります。多少改善した気もしますが、自己満かもです。

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はじめまして
今、現在水草水槽のみを所有しており
アピストに興味を持ちまして色々調べるうちに
たどり着きました。
やはりCo2全開 (液肥ありグロッソ絨毯系です)では
厳しいでしょうか?
また今回のブログの中にありました
「アピストを目指す以上水換えを少なくしたい」というのは
どういう意味なのでしょうか?
無知で申し訳ありません

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takashiさん
はじめまして。
興味を持っていただいて大変嬉しいです。まず、それだけでもありがとうございます。
御質問についてですが、私見を含む返事になってしまいますが参考にしていただければと思います。
まず
①Co2全開 (液肥ありグロッソ絨毯系です)では厳しいか?
問題無いと思いますし、自分自身もそのような環境で繁殖を何度もおこなっています。
水草水槽ならCO2はあるほうがないよりもいい印象があります。液肥はあまり使わないのであれですが、
水草がキレイにそだつ環境はアピストに悪い環境では断じてありません。 ベストでは無いというだけです。
②「アピストを目指す以上水換えを少なくしたい」の意味は?
①にも通じる答えになりますが、アピストが好きな環境がそもそも問題なのです。
彼等はとても丈夫で水合わせなんてしたことないに等しいくらい変化に強く水草が全滅するような事態が生じてもスイスイ泳いでます。
ただ、繁殖となるとアピストが子育てができると思える環境(現地での生息環境)に近づけられたほうが
やはりうまくいきます。
具体的にはアマゾンの細流のほとんど流れがない浅瀬の落ち葉の下などです。
言い方悪いですが、半分腐ったような水です。(汚いという意味ではないです)
常にきれいな水で洗われ清浄化されてる場所ではなく、
流れがよどみ落ち葉から滲みだした様々な有機物が漂う場所です。
アピストはこういう場所でひっそり隠れて産卵する魚なんです。
ウチで一番産んでくれる60cm水槽はコケコケで鑑賞に耐えませんwでも魚にはいいんです。
なので、効率良く繁殖を目指すならどれだけアピストに良い水を水替えしないで保てるかがポイントです。
目指すのは水換えゼロでもいい状態が維持できる水槽なんです。
ここが水草をキレイに保つことを考えた際にネックになります。自分は水草詳しくないのですが、
やっぱり水換えすればするほど元気な気がします。
水草水槽で繁殖狙うときはあくまで水草メインです。その結果産んでくれたら良かったwくらいのノリでやってます。
でも、だいたい産んでくれますよ?
あえて注意点をあげるなら、飼育鑑賞が目的ならアピストはなんでも大丈夫です。
水草水槽だと簡単に綺麗に育ちます。お店で買ったときと是非比べてください。ニヤニヤしちゃいます。
ただ、繁殖まであわよくばここで!と念じるのであれば多少調整が求められることがあります。
私見ですが繁殖を見たいならば
ネグロ川系、ジュルア川系、一部のオリノコ川系のアピストは避けたほうが無難と思います。
彼らが好み最高にキレイなるのはpH5.0前後の水草と無縁の世界です。
水草で彼等をたのしむならトニナ、スターレンジがメインの環境のみです。
ながながと失礼いたしました。
適切な回答かどうか自分でもアレですが、ご参考までに。
お答えできる範囲でなんでも答えてみますが、
自分はまだまだな人間なので差し引いて解釈くださいませ?

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ychmltさん
本当にありがとうござます
今まで不思議に思っていたことが一気に解決しました。
すごく判り易かったです!
当初の繁殖に破綻した理由が「卵にコケ」だったと
お聞きしたものでてっき水草水槽のようなコケが常時付くような環境では卵にコケがついてしまって難しいのかな?と
勝手に思い込んでました
その魚それぞれにあった環境と言うのが存在し
繁殖となればなおのことですね
一般的には定期的な水換えなどで
出来る限り水質維持に努めようとしてしまうのが
その魚の求める環境にしてみれば真逆であったりすることも
あるんですね すごく勉強になりました
だから皆さん 小型水槽でスポンジフィルターなんですね
水槽を増やすことがおき場所的に困難なので
今のメイン水槽でアピストを泳がせる方向で
がんばってみます。
ネグロ川系、ジュルア川系 オリノコ川系 了解です!
まだ全然生息地などわかりませんがこれから勉強してみます
(現時点ではユルシエンスがお気に入りなのですが
その川に生息しているのかわかりませんのでこれから調べてみます)
本当に勉強になりました!ありがとうございます。

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takashiさん
お返事ありがとうございます。
水槽は小型じゃない方が水が安定するので理想ですが
本格的にやると隔離用だとか稚魚用だとか
あれもほしい、これもほしいとなるので小さいんです。
90cm薄い底床でシダのみとかで自然繁殖が
個人的には究極スタイルです
ジュルエンシスいいですね!名の通りもともとは
ブラジルのジュルア川の魚です。でも、こいつは
pH6くらいで全然いけるので水草水槽いけると思います。
近縁種というか最近まで同種だったペルー産のユルエンシス=アルパフアヨも魅力的ですし、入手しやすいと思います。
色彩的にも自分はペルーの好きです。
特に胸ビレが虎柄で顎がしっかり黒いタイプが自分は好きです。
ぜひtakashiさんのこだわりで選ばれてくださいw
ペアによってはアタリが強いです。
水槽増やせないのでしたら、大きめのサテライトをつけとくと
いざというとき便利です。
頑張ってください。
ご報告期待してます!

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