世の流れに一石を投じる発言をしたからにはやはり書くべきかなぁ、なんて思い筆をとりました。
下の写真は我が家のルエリンギです。
写真の通り、パパなんですがママにこっぴどくやられて色なんてあったもんじゃないです。
もうちょっと、色出てた頃。(ブレブレ)
産地はMadre de Dios水系です。(近くにルブロリネアータやリンケイが住んでます)
この魚は今のところカカト系の始祖にあたるような魚だと考えておりまして、
まぁ細くて地味目だけどやたら顔が黄色いカカトって感じです。
で、最近いうエクアドル由来Rio Yasuniのルエリンギってのは
我が家で不幸のあったこの子ですね。Anではcf.ルエリンギ Shallyですね。
まぁたしかに似てるとは思いますけど。。。
別種と考えます。
見た目、バンドやストライプ、スポットによる評価は大事ですが、
ロカリティも同じくらい大事だと自分は考えるので
この2匹が間の河川に同じタイプがいないまま偶然に生息してるとは自然に反する気がします。
下の地図だと上の紫枠エリアがYasuni川あたりで、
下の緑枠エリアが教科書的なルエリンギ生息域です。
ぱっとしないかもしれませんが、分かりやすく言えば北海道と九州くらい離れてます。
つまり本州や四国に同じ魚はいないけど
北海道と九州にのみ同じ魚が住んでますという話になります。。。
ちょっと常識的にはうけいれられない。
ルエリンギタイプの別種とするべきかなと思います。
まぁ、この辺はいろんな意見や見方があってしかるべきですし、
正直、『自分はこう思う!』ってだけですけどね。
余談ですが、
ルエリンギにアブドミナルストライプはいらないみたいなことピーシーズとかにありますが、
過去の入荷をみても入る個体はいます。
ルエリンギの場合アブドミナルストライプは種レベルの違いにはならないと思います。
また、尾びれの上、背びれの後方のポッチは特徴ですが、橙色がはっきりでるとは限らないようです。
頑張れと思ったら是非応援ください!
6/19/2012
Tags :
Ap.sp.”シャーリー”
,
Ap.ルエリンギ
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7 Comments
一石投じるの大歓迎です~
Reply Delete自分知らない事が分かるしその
奥の深さが堪らずオヤジもハマってます(笑)
梨乃のパパさん
Reply Deleteコメントありがとうございます。
おそらく自分はこういうこと考えるのが好きなんです。一石を投じられるほどの勉強は。。。自信ないです。
ブリードも頑張ってるんですけど、たかだか10年ですがアピスト見てると。。いろいろ考えてみたくなってしまった。
たぶんそれだけです。
まだまだ素人の域はでないです。ホンモノの方々はすごいです。
自分なりに考えてみたってだけです。
本来アブドミナルストライプの有無と大切なはずですからね。
是非、梨乃のパパさんもこれからもハマりまくってください!ミウア頑張ってくださいね!
読み返してみて古い記事にも一日一個レスつけても良いですか?
Reply Delete個人的な見解です~。
同じ種類と言うのには分布の点と線の関係が必要だと思います。線でつながった時に初めて同じだと言えると思いますので、SHALLYは別だと思います。
ルエリンギがカカト系の始祖にあたるといのは見解が少し違います
以下かなり勝手な想像、
ウルバンバ河あたりで採れたアピスト(日本未入荷、イキトスで死亡)がカカト系の始祖でそこからプカルパ方面に分布広げたのが現在のワイルドカカト、マデラデ・ディオス側に分布を広げたのがルエリンギだと思います。逆かもしれませんが?
ではでは、時間があったらモアエの所にもコメント入れたいな。
HIROさん
Reply Deleteおもしろいコメントいっぱいありがとうございます。是非モアエも。
他にも是非?
昔の記事は自分自身考えを改めつつある部分も多々ありますが、
現地で生で見たものとしての貴重な意見をください!
sp.ウルバンバというとあのぱっとみるとクルジィっぽいのに
エウノータスのようなヒレのやつですかね?
また、違うヤツがいるんですかね?
ウルバンバはMadre de Diosと昔はつながっていたと
mike wise氏も考えてるようですね。
両者の始祖があのあたりにいることは矛盾は無いと思います。
そして、線の関係であるべきですね。同感です。
どんどん書いてくださいませ?
ウルバンバ・クルジーSPとは違います
Reply Deleteさかのぼること5年前に全身が黄色の(今のカカトの部分黄色とは
明らかに異質な感じのカカト系の写真が2枚流れて来まして、凄く見たかったのですが死亡してしまい。
次にウルバンバのアピストの写真をみたのが2年前で、前のイメージとは少し違う感じ(採集地も100KMくらい違いますが)それも日本には着かず、
最近、欲しくなっていってもらって採ってきたのが少しはずれのクルジー系でした。(後々には役に立つかもですが)
連打すみません
Reply Delete昨日、輸入がありまして、時間ないのでモアエは後日で
成田でペスカさんとお話しましたが(同じ日に輸入でした)
ペスカさんは、マデラデ・ディオス~ボリビアのアピストで
内がエクアドルのアピストでしたので、気合い入れれば
お客様が同時期にルエリンギとSHALLYを手に入れられる
チャンスです。(これが相乗効果、私にはライバルも敵もいません(笑)相手が一方的に嫌ってる人はいっぱいいますが。
宣伝ではないのですが宣伝ぽくなったらごめんなさい。
実は管理人さんにみてもらいたいのはこれではないのです。
ヒントはこの魚のコーダルスポット見てねって感じです。
HIROさん
Reply Deleteこんばんはw
見てみたいですねwそのsp.ウルバンバ!
昨年、shallyとルエリンギは横並びにしてみました。
本家だとshallyでばっちり入る部分で消えかかりますよね。
あとはラテラルスポットの入り方も違いますね。
今回の輸入の目玉は
あの、パ〇〇〇〇スですよねw