大好きなAp.sp.Rocafuerteから想い浸ります。
ちなみにロカフェルテさんがチョイチョイ出てくるのはお気に入りだからです。
まずはご挨拶に。。

平常時。。。わりと青系。。。?なんておもいますが。。。
鏡見せれば。。

!!

ぐるっ!

ってぇ!邪魔ぁ!ぁぁ!
写真は今日も上達しません。
かわりに、ブレてますが、一応フィンスプ。

この背ビレの真っすぐな伸びップリは
カカトの弓なりな感じとは違いますね。。。アルアっぽいなと思います。
しかし、カラフルです。
ジキルとハイドってイイ例えですね?同感です。(命名:梨乃のパパ様)
いやぁーかっこいい!カカト系のなかでもかなり好きなタイプです。
さて、こいつと同時に入荷されたAP.sp.Shallyもエクアドルのロカフェルテという街から来ました。

地図の左上です。sp.Shallyもこのsp.RocafuerteもこのRio Yasuniで採集されてるようです。
(注:実はRio Agaricoらしい追記2012・11・19)
下はさらに詳細な地図です。まぁ、PeruとEcuadorの国境を定めてる川でヤスニ国立公園のあたりです。

ちょっと詳しくヤスニ国立公園について。。。
『エクアドル北東部、ペルーと国境を接したアマゾン地域にある国立公園で、
世界で最も生物多様性に富んだ地域のひとつと言われています。
面積は98万2,000ヘクタール(青森県より少し広いくらい)、1ヘクタールあたりの樹種は655種以上で、
カナダと米国を合わせた地域全体の樹種よりも多く、ヤスニの1ヘクタールの土地には北米大陸全体に
生息するのと同じくらいの生物種が生息しています。
この自然の恵みに依存して暮らす先住民族がいて、
その中には外界と接触を断って自ら孤立して暮らすタガエリ民族、タロメナニ民族もいます。
1989年ユネスコ(国連教育科学文化機関)は、緩衝地帯なども含めてこの一帯168万2,000ヘクタールを
生物圏保護区に指定しています。』
なんかたいそうなところですね。こいつらはこんな凄いところらへんから来てるんですね。
↓こんなところのようですね。ブラックウォーターのイガラッペもあるみたいですね。
今日はもうちょい書きます。テーマはさらに地球規模です!堅い話でゴメンナサイ!
Yasuni ITT という提案?政策?をご存知でしょうか?
まず、また地図

実はこのヤスニ国立公園には8億4,600万バレル(エクアドルの石油確認埋蔵量の約20%)の石油が
埋蔵されています。およそ72億ドル!!手つかずの油田としては世界最大級!
もちろんこれを採掘すれば生態系は壊滅的な打撃をうけるでしょう。アピストもです。
ここで、でてきたのがヤスニITTイニシアティブです。
『ひと言で言えば、エクアドルがこのヤスニ国立公園に眠る石油の開発を断念し、
自然環境を保護し、その自然に依存して生きる地域の先住民族の生活を守り、
地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量削減にも貢献する代わりに、
石油採掘で見込まれる収入の半分を国際社会がエクアドルに支援するという提案です。
仕組みとしては、ヤスニで見込まれる石油収入72億ドルの半分である36億ドル(13年間の合計)を、
国連開発計画のマルチドナー信託基金(MDTF)のひとつ「ヤスニITT信託基金」を通じて国際社会が
支援するというものです。
エクアドル政府はこの資金を、自然保護と生態系の回復、再生可能エネルギープロジェクトの推進、
ヤスニ地域の住民の社会開発プログラムの実施、その他持続可能な社会に
向けた新たな制度のための調査研究に使用します。
以上が大まかな仕組みです。
エクアドル政府としては、石油はエクアドルの総輸出額の6割あまりを占めるにもかかわらず
それを一部あきらめるのだから、今まで二酸化炭素を排出し放題で自然環境も壊してきた先進国に対し、
その責任の一端を担ってほしいという主張です。』
なるほど、面白いことを考えるもんだなぁ。。。というのが率直な印象です。
ひとりのアピスト好きとして、これからもこの趣味を続けるためには
もちろん周囲の理解も大切ですが。。。
確かにアマゾンそのものがなくなり、アピスト減ってしまえばどうにもなりません。
ただの趣味人ですが、こういうことも少しは知っておきたいような気がして調べてみました。
脈絡もなくこんな内容を載せてしまいましたが、
たまにはこんなのもどうかなと思った次第です。南米には似たような開発をめぐる問題が多々あります。
地球の裏側からやってくるこの貴重な魚たち。。。来るのが普通と思ってはいけないんですね。
話が長過ぎますね。。。とにかくこの魚たちをここでも幸せにしてあげたい!

3腹目よろしくおねがいしまーす!顎は模様なし!
頑張れと思ったら是非応援ください!

10/16/2012
Tags :
Ap.sp."ロカフェルテ"
,
環境問題
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16 Comments
ロカフェルテ!こんなにかっこいいとは!!
Reply Deleteマジで欲しくなってきました(笑)ちょっと探してみます。。。
しかし、「ヤスニITT」いい制度ですね。とても賛成です。
私はアピストの他にオオクワガタ採集もやっていますが、これも生息環境がなければ絶滅の道を歩むことになってしまいます。
昔は採れたのに今は採れないエリアは数え切れないくらいあります。この殆どは宅地化開発で失ったものなのです。
アピスト(生物全般も)が生息できる環境もバックボーンである森林があってこそですよね。これを理解してこの制度を作ったエクアドル政府へ敬意を表したいと思います。
どこぞの利益だけを求める政府も見習って欲しいものです。
しかし、ロカフェルテいいですね(笑)
とても良いお話聞かせて頂きました~
Reply Delete感謝です!早速、家族、会社の人に、
��クアドルて所は、何処かの隣国の様に
経済成長優先で自然破壊し放題では
無く、お金よりも、自然と共存を選んだ
素晴らしい国だと、言いふらしますよ~(笑)
その素晴らしい国から、やって来たお魚
を私は飼ってると自慢してやります~(笑)
音羽の話では、とうぶん再入荷は難しい
との事?なので私も2腹目取ろうと思います。
��゙キルとハイドは飼ってる人のみの楽しみですね♪
apisto_gallreyさん
Reply Deleteいつもコメントありがとうございます。
ロカフェルテいいんですよー?
この子たちにこれからも逢える世界でありたいですね!
実際問題基金はまだ集まり切らないようです。。。
エクアドルでは基金を募りながらも、
開発の準備も水面下で進んでいるとの話も見つけたりしてます。
難しいです。人と森と魚と。。
たまにはこんなのもいいかなっと書いてみました。
梨乃のパパさん
Reply Deleteコメントありがとうございます!勝手に引用させていただきましたw
このYasuni-ITTがうまく軌道にのってほしいものです。
もちろんエクアドルにもさまざまな思惑はあると思いますが、
この発想そのものだけでも高く評価されるものだと思います。
ただただ開発し続けてきた隣国も、
それを買い続けてきた我々も立ち止まる方法を、取り戻す方法を
本気で考えないとということですね。
アピスト水槽のライトを全部LEDにしましたw
このYasuniの話含めてロカフェルテお気に入りです。
うわ、何ですこの色!?
Reply Deleteビックリしました。カッコ良過ぎです・・・。
アピストも、いつパッタリ入らなくなるかわからない、とは思っています。
政治の問題で、どうにでもされる可能性がありますしね。
さかなたちの思惑とは無関係に、事は運んでしまいますからね。
可愛がってやりたいです。
SECRET: 0
Reply DeletePASS: ba1b9e2e075e19ba31aaea3c70f2471f
本当さすがですねo(^▽^)o
洋書といい、政治といい、もちろんアピストといい、
探究心がないとそこまで出来ないと思います。
本当にアピスト好きなんですねo(^▽^)o
魚の仕上げも含めてさすがです。
アピスタさん
Reply Deleteコメントありがとうございます!
そんなに驚いていただけて嬉しいです。
アピスタさんほど一匹一匹をちゃんと可愛がってあげてる方は
そうそういませんよw素晴らしいと思ってます。
自分も初心を忘れずに励まねばと思わされます。
ひろしさん
Reply Deleteコメントありがとうございます!
いつも応援ありがたいです。もちろんアピストは大好きです。
これからも頑張っていきます。
稚魚の育成など自分でみてもには足りないところが
まだまだ多々あります。これからもよろしくお願いします!
冒頭の「お気に入りだからです」の意味が、画像を追うごとにハートにズキュゥゥゥゥゥゥゥン!と伝わってきました!
Reply Deleteこれはすごい!
こういう画像、なかなか見ることは出来ないので、ブログを読んでいてよかったと思える瞬間です。
それにしてもエクアドルって国、なかなか理想では思い浮かんでも実行に移すには困難だったであろうことを、よく実現しましたね(しつつある、というべきか)。
理想と現実のギャップを埋める、うまい妥協案。
わずかばかりではありますが、よろこんで募金します!
noramさん
Reply Deleteコメントありがとうございます。
そんなふうに感じていただけたなら光栄です。
エクアドルはこの政策に対して十分に寄付が集まらなければ
開発に着工すると言ってるともとれます。
国際社会への問いかけですね。
私もわずかばかりですが募金しました。
はじめまして。
Reply Deleteこのエクアドル政府の政策が順調に継続されることを期待
したいですね。
で、私たちは縁あって日本にやってきた彼らを大事に育て
てあげることが責任かと思います^^
しかし、このロカフェルテ、色彩豊かで綺麗ですね。
これは飼育者の愛情の賜物ですね^^
マタタビ3号さん
Reply Deleteコメントありがとうございます。
なかなかいい個体に巡り合えました。
子供でこいつを越えるのがもちろん目標ですが。。
高い壁です。
気になったのでコメントいたします。
Reply Deleteロカティフォルテで来ているこの魚達はヤニス川ではないと
思います。初入荷の時に、産地をかくしたがっていて、
なんとなくヤニス川で採ったと言った(それを言った現地人も知ってますが)のが始まりだと思います。(ヤニス川の情報ソースがわかればもっとお伝えできますが)
正確にはアグアリコ川です。
でも産地はこの魚の魅力にはあまり関係はないですよね。
業者なので気にくわなければ削除して下さい
HIROさん
Reply Deleteコメントありがとうございます。
そんなことがあったんですか。
となるとsp.shallyもアグアリコなんですかね?
こういう情報はなかなか入手出来ないので有難いです。
本当にたすかります!
お返信があったという事は書きこんでよいのかな?
Reply DeleteSP SHALLY は ワカンケ川ですが
私はワカンケ川がどこにあるか知りませんです。
HIROさん
Reply Delete返事ありがとうございます。
好きに書いてください?
自分も好きに書いてるんです。
ワカンケですか。どこでしょうね?
自分もしりません。また、情報お待ちしてます!