もうすぐメリークリスマス。ドイツの冬は寒いですが、
街並みもイルミネーションも絵本の中にいるようでキレイです。
さて、
更新が滞っていたためにその後の経過をしっかり示せなかったこの水槽も
いろいろありましたが、渡独の際に撤去されております。
始めたからにはどのような形であり終わらせるのが、始めたものの責任です。
前置きはいいんですが、今日はYome☆水槽です。
ひさびさのお約束ですが、本企画は
アピスト飼育の素晴らしさをお楽しみ頂くため邪魔にならない程度の差し障りの ない夫婦の会話を
お楽しみいただく企画となっております。あしからず。
昨年11月12日に始動した完全新規水槽で、今年の夏まで管理されてました。
入居者様はいわずとしれたAp.Agassizii”Tefe”様です。
最初2週は週2回で水換え、その後は毎週1回水換えとし、
一度目の産卵後からはYomeの気分で2週毎くらいで1/3~1/4換水で管理されてました。
前回産卵するも食卵してしまったため、残念賞。
その後も3度続けて産卵しましたが、浮上せず。。。
Yomeも頑張ってくれましたが、海外転居やさまざまなイベントなどの準備でままならず
最終的にはメス(ぴーちゃん)が☆になりこの企画そのものは終わっております。
この企画はアピストグラマ布教活動の一環として導入しましたが、
最終的にYomeはあの微笑ましい光景にはたどり着けませんでした。
数か月で4回も産んだんですから、
オスを入れるタイミングや、メスの抱卵を見る目はすでに養われつつあったYomeです。
では、なぜ?生まれなかったのか?
Yome「なんでこんになに食べちゃうの!?ひどいお母さんだ!」
自分「いやいや水が悪いのだよ」
Yome「でも全部言われた通りやったもん!2週間ごとに言われた通りに水作って換えたもん」
自分「と言っても、最近水草の成長も悪いし、水質が悪くなってきてたのだよ。
そこに気付かなきゃならんのです!(←俺の勝手な願いもあるのです)」
Yome「そんなんわかんないよ!知らないもん。」
自分「水が見えるようになるんだ。いや、見るんじゃない感じるんだ!」
Yome「。。。。あたま大丈夫? あんたバカァ?」
自分「...(よーし! 今日もぜんぜん伝わらない♪)」

もちろん食卵しやすい母親もいますが、ここで魚のせいにしては我々もここまでです。
簡単なことで、子育て出来る環境とは認定されなかったと考えます。
つまり・・・水が良くなかった。
立ち上げてから
4か月pHは6.0-6.3程度KH2-3 GH 5-6 TDS150くらいで安定してました。
少しGH高めかなぁとも思いますが、どうなんでしょう?あんまり自分は気にしてなかった。
好調な昔からの自分の水槽とYome水槽の違いを列挙してみました。
①底床が厚い
②浄水器ではなく薬品中和による水道水処理
③エサがブラインではなく人工飼料でやや多い
④水替えがやや多い
⑤スポンジフィルターが新品
このあたりがきっと関与してるのでしょう。
はっきりいって
問題は⑤フイルターに尽きると思いますが。。。どうにもなりません。時間のみが解決します。
④水替えもそれにともなって生じている問題ですから、導入初期にはむずかしい。
ただ、個人的に気になったのはいつもの水槽に比べ、
GH、TDSが高い点ですね。いままで意識してませんでしたが
アピストの繁殖に影響があるのかもしれません。
さて。。。
では仮にこれが高いことを問題とした場合は何が出来るでしょうか?
GHは水槽内ではカルシウムとマグネシウムの量ですね。エビには必要でしょう。
どこからこれは入ったのでしょうか?
答えは餌や肥料そしてそもそも水道水にはそれなりに含まれています。
ものによってはソイルにも含まれますね。
この辺を解決しようと思うならば、餌はブライン少量がベストかなと思います。
自分もそうでしたが、スタートした頃は餌を多く入れすぎます。ほんと少しでいいんです。
肥料はなるべく使わないほうがいいかもしれません。
そして、個人的に注目したいのは中和剤による飼育水の作成です。
昔を思いだしてもそうなんですが。。。。
自分がアピストを始めたころは水道水を中和剤とpHマイナスで調整していたんですが、
浄水器(普通の家庭用)を通し中和剤の量を減らしたときに良い印象を持ちました。
結局薬品で水を作るといろいろ水に追加していることになりますから、
pHは下がり、塩素は無毒化されますが、逆に遠ざかるものもあるのでしょう。
まぁ、何をどこまでこだわるかは難しいところですが、、、
一応このように考えてます。
数万円もするROなんて基本いりません。
1万円以下の浄水器通して、中和剤省けるのがベストだと思ってます。
スタンダード・ネオとかクラシックとかああいうのをイメージしてます。
こうやって作り出した現地に近い水で育つバクテリアの組成は
やはり現地に近いものになるんではと思ったりもします。
最後に底床の厚さです。
やはり水草を植えるとなるとある程度厚みが出てきます。
水草の育ちにもよりますが、底面濾過でもないですから当然、酸素不足なエリアができます。
そうなると嫌気性菌エロモナスが悪さしやすくなりますねー。
これは困ります。ぴーちゃんも最後はおなかはってたのでエロモられたのでしょう。。。

まとめ?として今回の経過から学び思うことです
①あんまりいろいろ入れないほうがいいと思う
②水草はなるべく活着するタイプを中心にして底床は薄くしたほうが病気しづらいと思う
③餌へらそう
④安定した濾過に勝るものなし 目に見えないバクテリアを感じよう
あ、ipad mini はがんばった賞で買ってあげました。
最後にYome様より自分をはじめすべてのアピスト馬鹿の胸に突き刺さるこの言葉で
このシリーズをひとまず締めくくりたいと思います
「その能力と労力をもう少し役に立つことにつかってくれない?」
「♪ははっ☆無理だね♪」
頑張れと思ったら是非応援ください!

12/08/2013
Tags :
Ap.cf.アガシジィ"テフェ"
,
はじめさせてみた
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8 Comments
yome様この能力と労力はアピのためにあるのです、
Reply Deleteほかではきっと何も発揮できない労力なんですよね(笑)
しかし残念です初めてでこの結果次回があれば絶対成功してたと感じます、なんだかセンスの良さを感じる
次回があったらよかったな?チャンスはいつかやって来る
それにしてもドイツですか、寒そうですねそちらではXmasがお正月みたいなもので良かったかな?Xmasの雰囲気とても良いんでしょうね、ドイツアピ事情どうですか(笑)
ウッシーさん
Reply Deleteコメントありがとうございます。
Yomeにも続けて欲しいのが本音ですが、まぁ趣味ですから
本人ありきです。自分の伝え方の問題でしょう。
ドイツのXmasはいいですよ。絵本の中にいるみたいです。
そして、アピスト事情についても調査はしたいと思ってますが、情報不足です。いい店を探してる状況ですが、
なんの情報もないので困ってます。
どうもです~
Reply Delete正しくその通りですな~~私もその能力と
情熱をもう少し仕事に活かせば稼ぎも増える
よ~てイジメられてます~(笑)スポンジの
時間はお金では買えない変〇な人だけの理窟
らしいので~並の人には分からぬぞ~(笑)
早くドイツでも奥様にバカ扱いされて欲しいの~(笑)
あたし待ってます~(笑)
パパさん
Reply Deleteコメントありがとうございます。
なかなか理解はされないものですねー。人に伝えようとしたことも初めてですが…難しい…
しかし、われわれの労力は理解も協力も得られませんね!
大好きだった企画をまた読むことが出来たと同時に終わってしまう嬉しさと寂しさ…
Reply Delete世間様(yome様)の反応は正しいです(笑)
こんなもんです。付き合ってくれただけでも感謝ですね♪素敵なyome様ですね~
新たにドイツのアピ事情を楽しみにしています~
けんけんさん
Reply Deleteお久しぶりです!
気に入っていただけていて光栄です。
��チのyome様は青いアピストが好きみたいです。これならもう1回やってもいいと言って指差してくれたのはくれたのはTetra本のAp.パヤミノニスでした。確かに青い。。。
が、これは。。。。難しい。。。。入手が。。。
ドイツの情報が足りないんですよねー自分も調べたいんですがねー
更新ありがとうございます。
Reply Deleteお元気そうで何よりでございます。
Yome様のご指摘めっちゃ的確ですね。
でもね。こんなAo.バカしているから仕事も頑張れるんだよ~と、うちでは苦し紛れに弁解しておりますぅ~(泪)。
ヒロさん
Reply Deleteそうです!これがあるから働ける!
今はないからこのままじゃ
働けるかわからない!危ない!
早く水槽買わなきゃ!
って言ったら背後に殺気を感じましたw